【中継】被災地で見た“助け合いの心” 助けられた日本人の親子「優遇して早く助けてもらえた」【台湾地震】

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28日前

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最大震度6強を観測した地震発生から2日。 台湾各地の様子が徐々に明らかになってきている。 被害が大きかった花蓮県の避難所から、木村拓也キャスターが最新情報をお伝えする。 避難所では、マグニチュード3程度のものは、10分か15分刻みで起きている。 中に入ると、心のケアというところがたくさんあり、2018年の地震以降、日本でいう国家資格「心理師」が常駐している。 心のチェックシート「心情温度計」を書いて、ここで常駐しているスタッフと話し合うという。 また、マッサージを受けられるところも用意されている。 避難所にはテントがずらりと並んでいて、中は組み立て式のベッドがあり、毛布もある。 避難している人に話を聞くと、「とても快適だ」ということだった。 そして、温かい食べ物も充実している。 常に用意されており、民間個人の寄付によるものだそうで、心の部分では、「非常に安心する」と言っていた。 もう1つ、奥に体育館のステージでは、子どもが遊べるところがある。 これもボランティア団体で、各年齢に合わせて遊具であったり、ぬいぐるみなどがある。 テントなどプライベートスペースが確保されたところも、地震が起きてから5時間以内に作られたという。 なによりも“心の部分”に重きを置いて、第一に考え、スピード感を持って対応している様子がうかがえた。 ――なぜ、そこまで迅速に対応ができているのか 主に2点ある。 1つ目は、花蓮市の中心部で起きたということもあり、花蓮市のほかの部分からサポートできるというのが大前提としてある。 もう1つが、ボランティアと自治体との連携。 ボランティア職員に話を聞いたところ、日ごろから相当な訓練をしており、また、ボランティア職員になるために2年ほど専門的な訓練をしなければならないという。 そして、何かあった際には、台湾全土の支部と連携をとるようにしているということで、かなり綿密なシミュレーションをしているということが言える。 助けられた日本人親子も、「わたしが日本人ということもあって、より台湾の人たちも優遇して、早く助けてもらえたのではないか」と言っていた。 台湾の中にある“助け合いの心”がまず、土台にあるということも取材の中で感じられた。 FNNプライムオンライン https://www.fnn.jp/

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